【体験談】ずっと家族経営企業で働いてきた32歳男が転職して衝撃を受けた話

30代の転職

どうも、こんにちは、丸山(仮名)です。
32歳、独身、ちょっと人見知りな普通の男です。

10年間、家族経営の小さな製造業で働いてきましたが、そこがもう…ありえないくらいブラックだったんです。

社長の息子との関係も最悪になり、ついに辞めることに。

 

半年間の転職活動を経て、奇跡的にホワイト企業に転職できたんですが、前の職場のブラックさが異常すぎて、転職先でのカルチャーショックがすごかったです

※本記事は、体験談をもとに執筆していますが、プライバシー保護の観点から、一部内容(氏名・企業名・日時など)を編集・変更しています。ご理解のほどお願いいたします。

家族経営企業のブラックな現実

新卒で入ったのは、地元にある従業員15人ほどの小さな製造業。

社長が創業者の家族経営で、社員の半分は社長の親戚や幼馴染みたいな会社でした。

最初は「アットホームな職場っていいな!」なんて思ってたんですが、すぐにその幻想は崩れました。

 

まず、労働環境がひどい。

朝7時出社、夜は22時退社がデフォ。

残業代? 存在しません。

お金より絆!

って社長がよく言ってましたが、絆でお腹は膨れないんですよね…。

 

有給を申請したときには「休むなんてたるんでる」って社長の奥さん(経理担当)に怒られました。

休憩時間も「仕事が遅れるから」と10分で終わり。

トイレ行くのも嫌な顔されるレベルです…。

 

一番キツかったのは、社長の息子(30歳、肩書は専務だけど実質ヒマ人)との関係。

この息子がもう、典型的な「コネ入社」のワガママ坊ちゃん。

 

仕事はしないのに、僕の書いた報告書に

なんだよこのゴミww

ってケチつけてくる。

 

ある日、納期ギリギリの資料を「俺がチェックする!」って持ってかれて、結局放置。

そして結局、先方に謝りに行ったのは僕でした…。

かなり腹が立ちましたが、

丸山君。
キツいけど我慢しよう。

家族経営だから、ね…

と先輩に諭されて、なんとか我慢してました。

限界:息子とのバトルと退職決意

我慢の糸が切れたのは、去年の夏。社長の息子が、

丸山!
俺のアイデアで新商品作ってよ

って急に言い出して、めちゃくちゃな企画を押し付けてきたんです。

 

必死で資料作って提案したら、

ダサい。
今まで何学んできたんだよ!

と一蹴。

で、社長には「丸山が業務の邪魔をした」と報告されて、あまりにも理不尽な減給処分。

いや、こっちは何も悪くないんだけど?!って、さすがに初めてキレました。

 

その夜、帰宅してビール飲みながら

こんな会社、辞めてやる!

と決意。

10年勤めたけど、昇給ゼロ、ボーナスは寸志、まともなスキルも身につかない。

このままじゃ人生終わる、って本気で思いました。

 

32歳、まだやり直せるはず。

次の日、社長に「辞めます」って伝えたら、

すぐに辞めるなんて、
頭がおかしいのか!

って怒鳴られましたが、もう心は決まってました。

 

引き止められても無視して、2週間後に退職。

スッキリしたけど、貯金は少なくて正直不安MAXでした…

半年間の転職活動:地獄の書類選考と面接

退職後、すぐ転職活動スタート。

転職サイトを駆使して、製造業や事務職、営業職の求人に片っ端から応募しました。

 

でも、履歴書書くのはかなり苦労しました。10年間の職歴、全部あの家族経営企業だけ。

スキルは「生産ラインの管理」とか「在庫チェック」とか、地味すぎる…。

 

自己PRも「真面目にコツコツ頑張ります」くらいしか思いつかない。

ハローワークの相談員に「もっと具体的な成果を書いて!」って言われたけど、

成果って…不良品の検品スピード上げたことくらい…?w

 

書類選考は30社受けて、通過したの5社。

面接はもっとキツかった。ある企業では

うちはスピード感ある職場だけど、
ついてこれる?

って言われて、

え?
あ、はい、大丈夫だと思います…

って自信なさげに答えたら、即お祈りメール。

 

でも、4ヶ月目に転機が。

転職エージェントに登録したら、担当者が

家族経営企業での経験、
意外と貴重ですよ。

どんな環境でも耐えた忍耐力、
絶対アピールできます!

って励ましてくれて。

 

そこから、自己PRを「どんな困難な環境でも、責任感を持って業務を完遂してきました」って工夫して書くようにしました。

面接でも、家族経営企業のエピソード(息子の無茶ぶりとか)を「チームワークで乗り越えた経験」ってプラスに話す練習をしました。

奇跡の内定:ホワイト企業に転職!

6ヶ月目、ついに内定!
中堅の製造業で、生産管理のポジション。

年収は前職より50万円アップ、ボーナスあり、社保完備。

面接で「丸山さんの地道な努力の話、うちの社風に合うと思ったよ」って言われて、初めて、

僕の10年、
無駄じゃなかった…!

って思えました。

 

内定の電話もらった夜、コンビニでハイボール買って一人祝い。

32歳、人生リスタートです!

転職先のホワイトさに衝撃を受ける!

入社して3ヶ月、毎日が衝撃の連続です。

前の会社がブラックすぎたせいで、普通の職場がパラダイスに感じるんですよ。

衝撃ポイント、挙げてみます。

  • 残業が少ない
    定時17時半で、遅くても19時には退社。残業代も1分単位で出る!
  • 上司が優しい
    ミスしても「次、気をつければ大丈夫!」ってフォローしてくれる。社長の息子みたいに怒鳴ることはゼロ。人間扱いされてる!
  • 教育がちゃんとしてる
    入社時に研修あって、PCスキルや業界知識をしっかり教えてくれる。前の会社は「見て覚えろ!」が基本だったから、かなり新鮮。
  • 会議が合理的
    会議は1時間で終わるし、議事録も共有される。前の会社は社長の独演会が3時間続くのが普通だったのに…

あと、ビックリしたのは、社長(仏?…と思うほど穏やか)が「丸山君、最近どう?」って気さくに話しかけてきたとき。

前の社長は「俺の言うこと聞け!」って威圧するタイプだったから、こんな普通の会話にすら感動です。

こんな会社で働けるなんて、夢みたいです…

ブラック企業で学んだこと

家族経営企業での10年、ブラックすぎて地獄だったけど、振り返ると得たものもあります。

どんな無茶ぶりにも耐えた忍耐力、少ないリソースでなんとかする工夫、嫌な人間とも付き合う処世術…ww

これ、転職活動でも面接官に

丸山さんの経験、
なかなか面白いね!

って言われたポイントでした。

 

今、ブラック企業で苦しんでる人がいたら、伝えたいです。

32歳でも、10年ブラックにいた私でも、抜け出せました。

 

転職活動はキツいけど、絶対にいい会社に出会える可能性あります。

勇気出して、一歩踏み出してください!

ブラックな家族経営企業10年、辞めてよかった!
32歳、ホワイト企業で新しい人生始まりました。これからも、コツコツ頑張りますよ!

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